ラスベガスを訪れたことのある人なら誰でも、Drai’s Beach & Nightclubに行ったことがあるか、少なくともその名前を聞いたことがあるはずです。ラスベガスにあるクThe Cromwell Hotelの屋上にあるDrai’sは、Caesars Palace、Flamingo Las Vegas Hotel & Casino、 その他ラスベガスの歴史的建造物の近くに位置しています。
過去25年間、Drai’sはHip-Hop/RapとR&Bのプレミアスポットとして、Lil Wayne、Future、Kendrick Lamar、Lil Baby、Big Boi、Jeezy、Pusha T、 Wiz Khalifa、Gucci Mane、Fabolous、Rick Rossといった有名人を迎えています。先月25周年を迎え、2017年6月に制定された同クラブの記念イベント「Drai Day」の一環として、French MontanaとT.I.がバック・トゥ・バックでパフォーマンスを披露した。このイベントに先駆けて、6月11日にはChris Brownのレジデントがスタートした。
フランス人映画プロデューサー/起業家のVector Draiが1997年に設立したこのクラブは、もともとレストランとして機能していましたが、ラスベガスで最も需要の高いアフターアアワーのスポットに発展しました。現在は、Draiの息子であるDustin Draiがエンターテインメント部門の責任者を務め、クラブを盛り上げています。HipHopDXのZoomインタビューに応じたDustin Draiは、父親がレストランからナイトクラブへの移行をどのように成功させたかを語ってくれた。
『彼(父親)がレストランをロサンゼルスからラスベガスに移したとき、明らかにレストランは成功し、活気があったが、11時になると死んだ様に静かだった。そんな中のある日、2人のプロモーターが彼のところにやってきて、「レストランをアフターパーティーの会場として使わせてくれないか？ストリップクラブには行きたくないくて。素敵なお店だし、レストランも11時までの営業だから、そこで二次会ができないかな？」といってきた』とDustin Draiは説明した。
『父は「もちろん。』と言いい、そのアフターパーティーは大成功で、彼の頭の中にはレストランが閉まった後に、その場所ををクラブに使ったらどうだろうというアイデアが浮かび、それが自然な流れでアフターアワーを始めることになったんだ」とDustin Draiは続けた。
2014年頃、Victor DraiはナイトライフをDJブーム以前の状態に戻すというアイデアを持っていましたが、Dustin Draiが説明するように、それではうまくいかないことにすぐに気づきました。
『Drai’sのチームがやったのは、DJを探すことだった。当時、Tiestoや有名なDJをブッキングしてレジデントに入れることはできないかもしれないが、、良い音楽を見つけて提供しようと動いていた。しかし、それもうまくはいかなかった。当時も、今でも、大物DJが誰かよりも、誰が人気なのかに関心がある。だから徐々に日曜の夜にビッグルームへHip-Hopコンテンツを移行し始めた。それに伴い、昔ながらのHip-Hopのショーのやり方である、会場で2、3曲を披露するパフォーマーを何人か入れ始めたんだ。するとすぐに父が、これ(2、3曲を披露するパフォーマー)をやるなら、1時間のフルショーにしなければならない。ライブパフォーマンスに力を入れて、アーティストが来て数曲やるだけでなく、本当にお客さんに何か違うものを提供するんだって。半年で、ライブエンターテイメントにしようと2015年に決めたんだ。』
それから7年間、Drai’sは常にトップアーティストによるライブやレジデンスを開催しています。しかし、Drai’sは大成功を収めながらも、自分たちのことを「家族経営タイプの運営ビジネス」だと考えています。店内に足を踏み入れると、Drai’sがいかにお客さん一人ひとりを大切に扱っているかが伝わってきます。プールエリアは、赤と白を基調とした内装で、プールサイドにはカバナやバンガローがあり、たくさんのヤシの木とクリスタルブルーの海が魅力的です。また、スタッフのサービスも行き届いており、嫌な思いをすることはまずないでしょう。
Drai’s Nightclubについては、それは実際に体験してみないとわからないことです。最近では、毎年恒例の7月4日祭が開催され、Jeezy、Ne-Yo、Gucci Mane、Rick Rossがパフォーマンスを披露しました。また、曜日を問わず、Drai’sのすべてを楽しむセレブリティの姿を目にすることも少なくありません。
クインシー・ジョーンズ、ティンバランド、リアーナ、パリス・ヒルトン、コートニー・カーダシアン、ニッキー・ミナージュ、ケビン・ハート、リック・ロス、50セントなど、ロサンゼルスとラスベガスのDrai’sでパフォーマンスやパーティを行った人たちがいます。2010年のE！ネットワークのオスカー鑑賞会とアフターパーティー、2015年のジョーンズとクリスブラウンの「スリラー」ナイト、2016年のビルボード音楽賞アフターパーティーなど、ドレイズでの限定イベントもいくつか開催されています。