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T-Painは、アーティストがオートチューンを使うたびに利益を得ていたことを明かし、キャリアの初期はクレイジーな時期だったと認めています。

このストーリーは、T-Painのポッドキャスト「Nappy Boy Radio」でDJ Dramaが出演した時の会話から出たものです。また、DJ DramaはJAY-Zの2009年の曲「D.O.A. (Death of Auto-Tune) 」を自分のベストソングとして絶賛しています。

T-PainはDJ Dramaが選んだ曲について、明らかに多くのことを語っていました。彼は以前、当時自分がオートチューンを多用していたことから、この曲を個人的に攻撃されたと受け止めていたと認めていました。しかし、フロリダ出身の彼は、音楽におけるオートチューンの使用は、その後「復活」したと認めている。

T-Painは34分のところで、『オートチューンはその後、誰でもやるようになった。JAY-Zが思っていたようにはいかなかった。』と述べた。

『オートチューンを使うアーティストは、お金を払わなければならないような時期があったっていうのは本当なのか?』とDJ Dramaが口を挟んだ。

それに対してT-Painは『そうだよ。本当にクレイジーだった。善意で払ってくれる人もいれば、何も知らない人もいた。でもそれはそれで最高だった。Diddyは善意でしてくれた。Diddyはアルバム「Last Train To Paris」でオートチューンを使ったから、俺にクレジットをくれたんだ。』と語った。

『きちんとビデオに残ってるんだ。Diddyがスタジオでナプキンに契約書を書いて、「Last Train To Paris」のクレジットをくれるって言って、二人でサインした映像がハードディスクに残ってるんだ。』

DJ Dramaが『それはマジでやばいね。』と答えた。

T-Painは、昨年のDrink Champsのインタビューで「Death of Auto-Tune」リミックスを録音したことを明かし、当時は次のアルバムのイントロにするつもりだったと共演者のN.O.R.EとDJ EFNに話している。

『ラスベガスでショーをした後に曲を作ったんだけど、観客から「JAY-Zにやられたな。お前!」って感じだなじられたんだ。だから、もう二度とショーはやらないと心で思っていた。観客の多くはシャツを脱いだ白人の男達がたちばかりで、JAY-Zを崇拝していて、俺のことをディスしてきたんだ。』と語っている。

『ショーを早めに切り上げて、それから死ぬほど酒を飲もうとしたんだ。そしてスタジオに入り、レコーディングを始めたんだ。』

実際に「Death of Auto-Tune」リミックスとして録音された曲は日の目を見ることはなかったが、T-Painは昨年夏のRoad to Wiscansinツアーのクロージングショーでこのリミックスをフルで披露し、オートチューンを使ったJAY-Zの曲に対して噛み付くような曲を披露した。

また、T-Painが敢えてDJ Dramaに何故、JAY-Zがオートチューンをディスしたと思うかと反対に質問しました。

『JAY-Zのキャリア、特にあの当時の時点では、彼は常にHip-Hopに触れ、そのHip-Hopを変えてきたアーティストだと認識されていたと思う。Hip-Hopをカルチャー的な観点から見て彼は最先端にいたと思う。けど、俺があなた(T-Painの立場)だったら、ある種の個人的な感情をいただいたと思う。』